静大将棋部ブログ

史上最弱の部長が団体戦を振り返ってみたリターンズ 第五話「かるってっと」

こんにちは。Y口です。
季節は春。将棋部にもたくさんの新入生が入ってくれました。存続のの心配はしなくてよさそうです★
いよいよ今週末は春の団体戦ですね!!(^-^)/
もう一度言います。「春の」団体戦です。
おかしいな、「秋の」団体戦のブログが終わらないのに、なんでかなー。
はい、すいません。書きます、書きます。

さて本編。2日目滋賀大戦から。2日目は滋賀大、三重大、豊技の順で対戦する。
現在首位に立つ豊技とはチームの勝ち数1つ差である。静大と豊技は前期順位は静大が上なので、個人の勝ち星が並びさえすれば1位で昇級となる。自力優勝の可能性は残っていたのだ。
さらに静大にとっては幸いなことに、2日目は豊技の選手が4人しかいない、という状況であった。
端的に言えば、「3連勝、個人勝ち星が9ないし10あれば優勝可能」というシチュエーションで2日目ははじまった。実力校がそろうが、静大の戦力をもってすれば不可能な数字ではなく、全力でオーダーを作成した。
オーダーはこちら。なお、今回のブログより相手校の選手にも静大勢と同じ表記を採用させていただきます。
静大ー滋賀
K池ーN山
K谷ーK生
A川ーS山
U木ーK田
O内ーK山

ここで静大は主力四枚(Y口はしゃれてカルテットなどと呼ぶが部内では定着していない)、を初めて同時投入。オーダー係の読みでは4有利、1不利の理想的な並びが実現する。オーダー係は歓喜に酔いしれ、Y口は優勝を確信したらしい。
だがしかし。世の中そんなに甘くない(*`・з・´)
40分後、Y口は悪夢を見ることになる。
勝利を確信したY口は調子をこいてA級を見に行く。名城が強い。うん。あ、今期のAはすべて名古屋にある大学。がんばれ田舎。
さ、Y口帰ってきました。三局終わってます。K池勝ち、K谷まけ、A川負け。なお、A川が「わたし勝ちましたよ?」みたいな感じで座っているのでY口はこの段階では静岡は2-1と考えていた
さあ、まずいのは残り二局。あとで挙げるがU木はなんか知らないけど劣勢っぽい。O内は相手エースと激突しており、流れは滋賀大ペースだった様に思う。
ここではU木の将棋をみていこう。
相手のK田氏は全国大会出場経験もお持ちの実力者。それでもU木かA川に充てればいい勝負か静大有利かと考えていたが・・・。どうにも局面が怪しい。よくわからない形勢だ。
2017-03-28a_2017051113093323d.png

局面はこのようになっている。
K田氏の▲72金の王手を後手U木が△同金で応じた場面だ。
ここで▲93歩成△73玉▲92と△71金▲11竜と進むのが一例で、先手の手番で93飛車のようなてがあるので若干ながら先手優勢のようだ。
本譜は▲81飛△73玉▲72竜△同玉▲82金△73玉▲83金△64玉でU木が上部脱出に成功。持ち駒に飛車が入ったので98飛車からの攻め筋が生じている。コンピューターによる評価値もここらへんで逆転している。
以下▲47銀△同歩成のやり取りがあり、先手玉に詰めろがかかかる。
以下は下駄を預ける▲56金に△98飛車と王手をかけ、以下冷静に詰ませて勝ち切った。
U木の大学将棋は今大会が最後となってしまったが、本当に最後の最後、土壇場での勝負師の執念は見習わなければならないところであり、多くの後輩に参考にしてほしい。
なにはともあれ、これで3-1。勝ちは決まった。最低限。と思ってた矢先。
「O内勝たないと負けだよね?」誰かがこぼす。
なにを馬鹿なことを。いまU木はかったじゃないか。これで静岡の勝ちは決まったでしょ?
ここでA川を見る。「わたし勝ちましたよ?」みたいな顔。念のためこっそり直接尋ねる。
あ、そうですか。((+_+))
かくして静大の命運はO内に託された。そして彼は勝った。相手のエースK山氏から勝ち星を一つ、もぎ取って帰ってきた。首の皮一枚で静大は踏みとどまったのである。Y口が誰よりも喜んだのは言うまでもなかろう。
いま思えば、ここで事態の重さに気づくべきだった。鉄壁と信じたカルテットが二枚くずされ、あわや3敗を喫しそうになったのだ、何かがおかしい。流れがおかしい。
しかし、気づかず静大は進んでしまった。オーダー係として、あるいは部長として、甘さがでた。ここでなにか手を打たなければいけなかっただろう。
運命の分かれ道、次戦の三重大戦のオーダーを示してこの回は終わろう。
静岡ー三重
K池ーN田
K谷ーY口
K谷ーH口
S藤ーM山
A川ーM田

次回、完結す。

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